• Un-Demi 内田の独り言 Vol.3 [2021.5.18]

    2021.07.09 Friday

    (★お取引先Shopに向けて発信したメールを一部改編してお届けしています)

     

    緊急事態宣言の広がりを見せる中、いかがお過ごしでしょうか?
    外出もままなら無い中、ましてや市価調(街や店を視察すること)など、
    何のことでしたっけと云う位ご無沙汰している今日この頃です。

    先週の繊研新聞のシトウレイさんの記事で、
    今どきの若者は『ファッションに興味が無い、どころか大いにあり、
    なおかつ万人受けするカッコいいより、個性豊かな特別感を重んじる』的な内容で、
    前髪パッツンのおかっぱ男子が紹介されておりました。
    中目黒界隈でも一見男子か女子か見紛うファッショニスタを時折見かけます。

    そういえば私の若かりし頃も、ビートルズの出現以降長髪男子が増殖し、
    男か女かわからん!!などと大人たちに兪やされたものでした。
    その後デビットボーイやマークボランなどの出現は、今でいうノージェンダーの走りでしょうか、、、、。
    厚底シューズに、ハイウエスト&バックベルト付ベルボトムパンツ!ピタTにショートブルゾン、
    etc.なんか思い出すなあ~!!!(この比喩が解る方は、結構歴史のあるかたですね!!)

    そんなことを思いながら、我が身を振り返ると、ついつい売り上げの事に偏重し、
    特別感よりも、万人受けするカッコイイに軸足を置いてしまう傾向に、
    《こんな事ではイカン、イカン!!》と思った次第であります。
    事の大小、程度の差はあれ、皆さんも心がチクリとする思いがあるのではないでしょうか。

    特に私たち、ファッションという業態に身を置く人間であれば、
    今このコロナ禍の中で、いやコロナ禍でなくとも、自分達のできる?目指す?特別感的な事を
    今一度考えてみるいい機会にしたいと思いました。

    今日も次シーズンの企画に向け、工場さんとミーティングをしたのですが、
    このモノ余りの時代において特別感を感じるモノ作りとは、特別感を感じるプレゼンテーションとは、
    特別感を感じる接客とは、沢山の課題を感じる今なのですが、なんとなく霧の向こうに光を感じる一日でありました。

     

    皆さんにとっての特別感のあるお店とは、どんなでしょうか?
    ショップでお客様とそんなお話しができると嬉しいな~と思っている次第です。
    ぜひお声がけください!!
    ではまた!

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