• ブルーノ・ムナーリ 「役に立たない機械を作った男」

    2019.01.30 Wednesday

    どこの国を旅しても、その土地の美術館には必ず立ち寄る様にしています。
    やっぱり私のデザインの根底にはバウハウスがある様に、今観ても古くさくなくモダンなアート作品には
    インスピレーションを受けます。

    旅する時は予め美術館巡りをスケジュールに入れておくので忘れはしないのですが、
    逆に近場でやる美術館のイベントの方が忘れがち・・・・。

    スケジュールに入れておいても、打ち合わせや企画出しに追われて時間が無くなって結局見送ったり・・・・。

    で、今回もまたまたギリギリで開催最終日に駆け込みで、
    ブルーノ・ムナーリ 「役に立たない機械を作った男」を観に行って来ました。

    何と言ってもタイトルが面白くて、お茶目で興味をそそりますよね?

    ムナーリの作品はやっぱり色目がキレイ、配色が絶妙、古さを感じさせないモダンな感じ。
    ・・・バウハウスの影響もあるのか? 好きなイタリア人アーティストの1人です。

    配色ものが好きな私は、どうしてもイタリア系のデザイナーの色使いに興味が沸きます。
    (エットーレ・ソットサスなどにも)

    デザイナー・画家・彫刻家・絵本作家・教育者と様々な顔を持つムナーリの作品は、
    すべて同じ人がやったとは思えないバリエーションです。

    今回は300点もの作品展示で、ムナーリの造形思考のエッセンスがギュッと詰まってました。
    見応えありです。

    作品もステキでしたが、観に来ている人達もとてもオシャレで、イイ気分になりました。

    こんなにオシャレな人が集まっている展示会は今までに無かったなぁ~。
    しかも最終日に・・・。

    アーティスト風の人・グラフィック系の人・ファッション系の人などなど・・・・
    私と同じ様に駆け込み組がたくさんいるのね。

    ムナーリはステキな絵本もあるのでオシャレキッズもいっぱい。
    親もオシャレだから子供もね。

    子供の頃にこんな絵本を見て育ったら、もう少し感性が豊かだったに違いないと思いながら・・・・・。

    M.SAITO

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