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Un-Demi 内田の独り言 Vol.1 [2021.4.20]
2021.07.09 Friday(★お取引先Shopに向けて発信したメールを一部改編してお届けしています)
2021秋冬コレクションも無事に終了、今シーズンのオススメなどを綴ってみました。
いつものシーズンは、カラフルなイメージの強いブランドなのですが、
モノトーンの復活とボトム丈の大きな変化期ということもあり、シックなカラーでまとめたシーズンとなりました。ボトム丈の変化は、ご想像の通り賛否両論!
大きな襟のデザインもあり、全体的甘く感じられたようなお取引先もありましたが、そこはセレクトの妙、
皆様のコーディネート力をフルに活用していただきたいところです。コロナ禍でウエアラブルな現実路線は理解できるところですが、
新たなファッションパワーの台頭も見逃せないシーズンになると感じています。
オシャレ好きなファッショニスタの皆様には、攻め甲斐のあるシーズンになりそうな予感です。そんな中でバイヤーさんから、好評いただけているアイテムがニットです!!
そして出発点がニットデザイナーだった、デザイナー斎藤のキャリアが生きるアイテムです。
特にベスト類はどの糸軸でも好評な注目アイテムでした。大きな袖が定着したのと、
引き続きの重ね着ムードとあいまって、オシャレに見える便利アイテムです。
MHK0449
立ち上がりの季節に便利そうなコットン糸使いのコンパクトスピンという紡績機で作られた、
ハイゲージ用高級綿糸を畦編みにしたデザインベストです。
BIGサイズのブラウスなどのボリュームTOPSや夏のBIG Tシャツ等と重ねて早い時期から変化を楽しめる一品です。
MHK0451
次の糸軸は18.5マイクロンという紡毛糸としては極細の高級ラム素材を使用しています。
その名もエクストラスーパーファインラムと命名された、どんだけファインやねん!?と突っ込まれそうな糸なのです。
着丈の短いベストはストレッチ糸と、このスーパーファインラムを引き揃えて、柔らかさと適度な厚さを表現し、
襟を付けた事がキチンと感を演出してくれる大人のマストアイテム的ベストです。
MHK0465
そして同じ糸使いのチュニック丈にしたベストワンピは、ミニ丈とロングTOPを同居させたアイテムになっています。
ワンピースっぽくも着たいので、しっかり感が出る様に畦組織で編み上げました。
この秋注目のロングブーツとの相性もばっちりです。
MHK0460
MHK0461
最後のベストは超高級ベビーアルパカ糸を用いています。
糸の段階で起毛加工をした3本のTOP糸を撚り合わせた、デザイナー一押しのオリジナル素材です。
ふんわりとした膨らみが在りながらも軽くソフトに仕上がるのが特徴で、3色のMIX感が深い味わいを醸し出す、
ザ・ニットというべき一品です。シンプルな形なので、編地を鹿の子編みにして表情豊かに作りました。
単品コーディネートだけでなく、ワンピースとの合わせにも重宝しそうなスーパーニット、
同素材のBIGカーディガン(こちらは天竺編みです)と2型の展開です。第1回目のつぶやきはここまで、皆様の秋冬コーディネート計画の参考になればと思っています。
ではまた!